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西鎌倉住宅地のあゆみ

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昭和40年ごろの西鎌倉

自治会のあゆみ / 自治会50周年記念誌より抜粋

自治会誕生前の西鎌倉(西鎌倉分譲地の開発)

西鎌倉住宅地は1962(昭和37)年ごろに西武鉄道会社が鎌倉の高級住宅地として宅地造成に着手し、

1965(昭和40)年ごろから住宅建設が始まりました。

1966(昭和41年)1月に45戸が入居、7月には西友ストア西鎌倉店が開店、12月に150戸が入居されました。

当時は海が眺められた家も多かったようです。(西鎌倉だより 昭和60年7月号 第200号記念誌)

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西鎌倉住宅地自治会の発足

1966(昭和41)年に11月に西武不動産より自治会結成を要請され、西武不動産案内所に住民12~13人が集まり、(第1回住宅自治会)街灯の増設や汚水処理の管理について西武不動産との話し合いが持たれました。

その後12月4日に七里ガ浜ホテルで行われた第2回住宅地自治会の集まりで、自治会設立についての検討が行われ、

翌1967(昭和42年)1月8日の第1回地区委員会にて、自治会規約、役員名簿、会費などの集金要領が決定、

同22日に七里が浜ホテルに創立総会が開催を持って「西鎌倉住宅地自治会」が正式に発足しました。

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自治会のスタートアップ活動/住み良いまちづくりのための奮闘

​ 同年2月には会報第1号が、3月には会報2号が発行されています。3月には当時唯一の交通機関であったバスの住宅地への乗り入れと運行ダイヤのよりよい編成を京浜急行㈱に請願書を提出、郵便ポスト及び郵便局設置については署名活動を行い、近隣の町内会長の協力を得て請願書を提出するなど、住み良いまちづくりのための請願書を次々と提出しました。同年6月には住宅地派出所の新設を警察本部長へ要望しました。この要望は却下されましたが、翌年10月にプレハブ式の臨時警察派出所が設置されました。

「西鎌倉」の誕生 

 発足した自治会の名称は「西鎌倉住宅地自治会」でしたが、発足当時は「西鎌倉」という地名はなく、住宅地の住所は腰越と津が入交じり、字も初沢、北谷、後達など複数からなり、統一されていませんでした。自治会は住宅地内の住所表示をすべて「西鎌倉」にするよう鎌倉市に働きかけましたが、当初は「鎌倉市には“鎌倉”の字がつく町名は前例がない。認める訳にはいかない」と頑なに却下されてしまいました。そこで住民全員からの署名活動に奔走し、全員著名を達成、1967(昭和42)年12月5日に鎌倉市長と鎌倉市議会長に懇願書を提出しました。翌年2月の定例市議会で承認が決議され、6月1日に住居表示が「鎌倉市西鎌倉」に統一されました。現在の西鎌倉というまちの誕生です。

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